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「四万温泉湯の宿 山ばと」
〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万4358-11
TEL 0279-64-2217 / FAX 0279-64-2254 URL http://www.yamabato.com/
「食事をとり、湯に浸かり、寝る」
この三つを単純に繰り返す、昔々からの四万温泉での楽しみ方、これは館主が望む過ごし方です。 皆様に楽しい時を過ごして頂けますようお支度やおもてなしをさせて頂いております。
尚、気楽にお泊りいただきたく客室内でのお茶出し、ご案内、女将の挨拶はいたしておりません。 ぜひ四万にいらして、四万の病気に効果あるというこの伝説のお湯におつかりください。
「山ばと」は、群馬県四万温泉にある温泉旅館です。
四万温泉と「山ばと」の特徴・おすすめを教えてください。
四万温泉は山、川、いい温泉という恵まれた環境に立地いたしております。
それと大型観光旅館が少ないので、個人の旅行客の皆様には、人と人との繋がりを楽しんでいただけるのではないかと思います。「山ばと」は、ご家族やご夫婦など、かけ流しの四万温泉の湯を貸切でお入りいただけます。
また、薬食同源をモットーに、おいしい料理であるのは当然ですが、地産地消の旬の食材を使用した滋養強壮や美肌効果のあるお料理が特徴です。
「山ばと」は、いつから始められたのですか?
先代である父が33年前「山ばと荘」として民宿を始めて、平成10年7月に「山ばと」という名前で、今の建物にリニューアルしました。その前は、「山口物産店」というお土産屋で、日向見薬師堂にお参りする方が利用するお店でした。
農家の長男だった父は、家業を弟に譲って、この地で商売を始め、順調に事業を大きくして、その流れの中で旅館を始めることになりました。もともと商才があったのだと思います。
女将は、その商才を受け継いだのですね。
いえ、私には商才はありません(笑)。
ただ、小さい頃から父に連れられて、とうもろこしの仕入れで北軽井沢まで行ったり、お盆を買い付けるために日光まで行ったりしていました。子供の私は、トラックの助手席に乗せられているだけで、当然何もわからないのですが、そこで商売を教えてもらい、そういう環境に慣れていったのでしょう。
実は、私は東京の学校を卒業して、一度OLとして就職したものの、肌に合わず、結局は四万に戻ってきたのです。今考えてみると、父の作った道を、寄り道しながらもずっと歩いている気がします。
今では、女将としてしっかりと旅館を切り盛りされています。
「弥生会計」の入力も、女将自ら行っていますね。
OL時代は、上司にいいように使われているという感じがして嫌でした。
今は、旅館の経営・運営すべてに関して、自分で決められるのでやりがいがありますが、責任も感じています。
経理は、家業を継いでから独学で覚えました。なにか良いソフトはないかと考え、調べているうちに出会ったのが「弥生会計」です。計算をソフトがしてくれるのが、何より楽ですね(笑)。
荒井会計事務所の印象は?
「弥生会計」の入力も、女将自ら行っていますね。
毎月訪問していただけるので、その時その時経理についての相談もスムーズに回答していただけます。 自社で経理を行っているように対応していただけるので頼りになります。
今年の6月に1階を改装して、囲炉裏DINING「楽庵」をオープンしました。
最後に、今後の事業の展望をお聞かせください。
オープンから10年が経ち、日向見薬師堂の参道に建つ「山ばと」の意味を考えて、宿泊客以外の方を迎える環境を作りました。お土産屋から始めた、「人の集える場所」という原点を見つめ直した結果です。
これからは、リピーターとして「山ばと」をご利用いただいているお客様には変わらず寛げる場所を提供しつつ、さらに多くのお客様に向けて「山ばと」のコンセプトにあった商品の販売や製造まで行いたいと考えております。
編集後記
今回「恥ずかしい」とのことで、女将の顔写真を載せることはできませんでしたが、実際は人とのつながりを大切にする性格そのままに、柔和な笑顔の女性です。
しかし、女性ながら、経営に関する決断力・行動力は特筆すべきところがあります。「商才がない」というのは、謙遜だと思います。